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ご挨拶:智頭病院24年目

智頭病院 一人小児科医 大谷恭一

鳥取県立中央病院(中病)から異動後、11/1から智頭病院24年目:5月には医師免許を取得後50年、6月からは、中病勤務年月を超えます。9月には77歳になります。
幸い、心身共に健康至極で、笑顔で子どもたちに向き合えている日々です。


智頭医療圏における小児医療の責務は「成育医療」で、院内における保険診療に留まりません。
着任当初、お母さん方から願いをお聞きしました。集約すると4つ。
[痛いことは避けたい][放射線被ばくはさけたい][入院したくない][入院後早く退院したい]
これらは、古今東西、お母さん方に共通する願いです。勿論、父・祖父母にとっても同じです。
痛いことの代表は採血・点滴のための針刺しです。X線・CT検査を含め、子どもに負荷のかかる診療を少しでも減らすためには、「しっかりと診る」診察技術を高めることが不可欠です。幸い、
(自己評価ですが、)中病時代よりも、診る力が高まり、維持し得ています。並行し、点滴や入院に至らないため、具体的な提案をする 家庭看護支援 も大切です。

一例ですが、痛みを伴わない検査として、検尿があります。結果を丁寧に評価し、水分摂取等に係る具体的な方策をお示ししています。また、ラップフィルムを用いて、鼻腔に棒を挿入しない(痛みを伴わない)検体採取、迅速検査も願いとする診療の一貫です。採取した鼻汁の評価をして検査を実施することで、質の高い検査・診断評価に至ります。


※ 成育医療と感染免疫:新型コロナウイルス(新コロ)は、子どもたちの間で流行るウイルスとなりました。生まれ育つ乳幼児は、必ず、罹患し、発症します。幸いなことに、昨今の新コロは、(II類当時の新コロ禍中、致死率や大脳障害が目立ったデルタ株と異なり)毒性の低いオミクロン変異株です。子どもたちは、通常の呼吸器系ウイルス同様、(高熱が続くある種のアデノウイルスなど例外は常にあり得ますが、)軽い病状に留まります。とは言え、“風邪は万病のもと”の例え通り、脱水対策など、丁寧に 家庭看護支援 を行い、より軽症化を図る方策展開は常に大切です。


※ 小児領域の地域医療:(福祉)病児保育の支援 ; (保健)各種健診、予防接種。保育園・森のようちえんや小中学校の健診、学校保健委員会での活動などがあります。一例として、10/15開催の智頭小学校保健安全委員会で依頼された講義内容をお示しします。
満74歳超過後、病院当直が免除となりました。そして、現在、病院勤務時間を短縮しています。一方、東部医師会急患診療所の小児救急当番は、病院勤務医としては最多枠を担っています。→ 小児科医の高齢化等に伴い、東部医療圏の小児救急医療を維持するために不可欠なのです。
ご理解いただけると幸いです。

10/1記

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過去のご挨拶:温故知新

当時、公務員医師は65歳を過ぎた年度末で退職でした。以降、毎年1年契約での勤務です。

劇団四季に学ぶ “慣れ ダレ 崩れ 去れ!” を心して、毎年、覚悟・姿勢を示しました。

[16年目:15年間の医療実績 要約図][17年目][18年目][19年目][20年目][21年目][22年目][23年目]

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